車椅子利用者の機内移動にイノベーションを起こします!
狭い機内で車椅子から座席に移乗するのは大変です!
車椅子を利用する乗客が飛行機に乗る際は、搭乗口で機内通路を通れる機内用車椅子に乗り換え、機内通路を通って座席横まで移動し、自分の座席に移らなければなりません。座りにくい簡素な機内用車椅子での移動や、狭い機内での無理な姿勢による移乗は、大きな肉体的負担を招きます。また機内の狭さや背もたれの高さから窓側席までの移乗介助が難しく、介助の必要な方は通路側席のみの利用に制限されてしまっていました。加えて巡航中にトイレに行く際も座席から機内用車椅子への移乗が必要になることから、トイレを気軽に利用できませんでした。
機内で移乗の手間をなくします!
ウェルボヤージュ・シートは飛行機の座席でありながら車椅子として利用できるように設計されているので、狭い機内で機内用車椅子から座席に移乗する必要がなくなります。車椅子利用者は搭乗口付近の広い空間でウェルボヤージュ・シートに乗り換えれば、座ったまま自分の座席にアクセスできます。通路側席を一旦退避させれば窓際席へのアクセスも可能です(世界初)。巡航中にトイレへ行く際も、ウェルボヤージュ・シートに座ったままトイレまで移動することができます。
この取り組みを通じて貢献可能なSDGsの目標
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飛行機を利用する際の肉体的・心理的負担を軽減します。
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移乗の手間をなくすことで車椅子利用者がより気軽に機内トイレを利用できるようになります。
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年齢、障害にかかわらず、すべての人が気軽に飛行機を利用できる環境を作ります。