JAXA角田宇宙センターは様々な地域貢献活動を行っています。

地方事業所の役割と取り巻く環境

角田宇宙センターは、数少ない東北に位置するJAXA事業所です。宇宙航空分野を題材とした教育(宇宙教育)を提供できる地方拠点として、子どもだけでなく、宇宙航空を学びたい大人も含めた幅広い層への宇宙教育の提供を期待されています。

また、角田宇宙センター敷地内の貯水池は付近の農業用水に活用されており、地域の農業を支える重要な資源になっています。
さらに、角田宇宙センター近隣は東北有数の桜の名所であり、美しい景観がみられる一方で、ポイ捨てなどの心ない行動が後を絶ちません。

南光道路にて在勤職員によるゴミ拾い活動

地域貢献に向けた宇宙教育と環境保護

角田宇宙センターの職員は宇宙航空のスペシャリストとして、講演活動やキャリア教育活動を行い、積極的に宇宙教育を提供しています。加えて東北の科学館のイベントに出展し、宇宙航空を通じて「学ぶ喜び」を伝えています。
また、環境保護への取り組みとして、角田宇宙センターは在勤者によるごみ拾いを定期的に実施しています。2024年度は59.3kgのごみを回収し、環境保護と景観の保全に貢献しました。
角田宇宙センターの貯水池においても定期的に厳しい水質チェックを行い、水質汚染が生じないよう管理しています。

2024年6月水質調査

この取り組みを通じて貢献可能なSDGsの目標

  • 東北地方における宇宙教育の実施により、教育の質の向上に貢献しています。
  • 厳しい水質チェックを行い、水質汚染を未然に防ぐことで安全な水の確保に貢献しています。
  • 職員によるごみ拾いを実施し、住み続けられる街づくりに貢献しています。
  • 自然を守り、陸の豊かさの維持に貢献しています。
この記事をシェアする
関連記事