飛行機のトイレを広くしてイノベーションを起こします!
機内トイレが狭くて利用できずに困っている人がいます!
飛行機のトイレは大型機に設置されているバリアフリートイレであっても地上のものと比べると非常に狭く、介助者が入るスペースがありませんでした。そのため全介助が必要な障害をもつ乗客は機内トイレを利用できず、飛行中はおむつを使用するなどして自分の座席で用を足すかトイレを我慢するかの選択を余儀なくされてきました。しかしながら飛行機のスペースは限られているので、地上のバリアフリートイレのような広いスペースのあるトイレを実現できていません。
スペースを有効活用し、機内で実現できる広いバリアフリートイレ「メタモルフィック・ラバトリー」を提案しました!
株式会社ジャムコと共同で新しい機内バリアフリートイレのコンセプトを開発しました。このコンセプトでは、パーティションを動かしてふたつの隣り合うトイレユニットとそれらに隣接するクロスアイル(左右のドアを繋ぐ機内通路)を結合することで、機内用車いすと介助者2名も一緒に入れる広いトイレ空間が創出できます。これにより、地上のバリアフリートイレと同等のトイレを機内に設けることができるようになりました。また、車いす利用者だけでなく、オストメイトや子ども連れにも使いやすいトイレになっています。