JAXAの人工衛星で観測した気候変動に関する情報を3回にわたって紹介します。(第1回:海水温・エルニーニョ現象、第2回:南極の海氷面積、第3回熱波・森林火災)

2023年7月は世界、日本とも観測史上最も暑い夏となりました。JAXA第一宇宙技術部門の「気候変動特設サイト2023」では、 JAXAの人工衛星で観測した気候変動に関する情報を3回にわたって紹介します。(第1回:海水温・エルニーニョ現象、第2回:南極の海氷面積、第3回熱波・森林火災)
・気候変動特設サイト2023
https://earth.jaxa.jp/climate2023/

第1回記事(海水温・エルニーニョ)から

図:南緯60-北緯60度における地球全体の月平均海面水温の推移
2023年(赤線)は3月から過去にない高温が続いています。
図:2023年7月の海面水温の平年との差
東北、北海道は特に高く、平年より5℃以上も高くなりました。今夏の北日本の記録的な高温の要因とされています。

私たちが生活し、将来の世代へ引き継いでいく地球について、今起きている状況や過去からの変化を知り、 私たちができること考え、行動するきっかけにできればと考えています。

この取り組みを通じて貢献可能なSDGsの目標

  • ・気候変動に関連する地球観測衛星のデータ・プロダクト等の公開及び関連情報の紹介等により、気候変動に関する啓発及び人的能力の改善に貢献する。
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