地球観測衛星のデータをベースに、生き物や私達の生活を支えるマングローブの保全・管理に必要なデータを提供
マングローブ減少の危機
マングローブは熱帯地方淡水と海水の混ざり合うところに生育している植物の総称で熱帯・亜熱帯地方を中心に世界各地に分布しています。マングローブの周囲にはとてもたくさんの生物達が生息しています。
また、マングローブは私達の生活にも深い関わりがあります。例えば、海岸の浸食や台風・津波などの被害から私たちを守り、自然災害リスクを低減化してくれます。さらに、マングローブは陸の上の森林と比べてもはるかに多くの二酸化炭素を吸収・貯蔵してくれるため、気候変動の緩和に大きく貢献していることが分かっています。
このように、マングローブは地球環境や私達の生活にとってとても重要ですが、近年は木材確保やエビの養殖場を作るための伐採等により、世界中で急速に減少しています。

「全球マングローブマップ」で世界中のマングローブ分布状況を把握
全球マングローブマップは、JAXA の ALOS
森林・非森林マップデータ(25m分解能)をベースに、その他の様々なデータ等を活用して、世界のマングローブ分布の変化をモニタしており、世界各国のマングローブ面積の変化量を算出することが可能です。
本データは、2019年に国連環境計画(UNEP)によって、SDGsの6.6.1指標(水関連生態系範囲の経時変化)の公式データとして採用され、世界各国においてマングローブの分布の増減を把握し、各国のSDGs進捗報告の作成を支援しています。
